カタコトニツイテ

頭のカタスミにあるコトバについて。ゆる~い本の感想と紹介をしています。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎」の感想と紹介

4.アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎 ベストセラー作家伊坂幸太郎が放つ青春ミステリー。 「広辞苑を奪うんだ」(P.24) アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) 作者:伊坂 幸太郎 発売日: 2012/01/01 メディア: Kindle版 突飛なフレーズに興味を惹…

「ペンギン・ハイウェイ/森見登美彦」の感想と紹介

3.ペンギンハイウェイ/森見登美彦 一日一日、ぼくは世界について学んで、昨日の自分よりもえらくなる。(p.6) ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) 作者:森見 登美彦 発売日: 2013/01/10 メディア: Kindle版 森見登美彦作品では珍しく京都が舞台ではないファン…

「ラットマン/道尾秀介」の感想と紹介

2.ラットマン/道尾秀介 過ちと正しさが、そっくり同じ顔をしているのであれば、誰がそれを見分けられるというのだ。(p.326) ラットマン (光文社文庫) 作者:道尾 秀介 発売日: 2010/07/20 メディア: Kindle版 道尾秀介の作品の中でも群を抜いて好きな小説。…

「スロウハイツの神様/辻村深月」感想と紹介

1.スロウハイツの神様/辻村深月 自分の言った言葉っていうのは、全部自分に返ってくる。 返ってきて、未来の自分を縛る。声は、呪いになるんだよ(上 p.232) スロウハイツの神様(上) (講談社文庫) 作者:辻村深月 発売日: 2012/12/03 メディア: Kindle版 …

「ランニング」について

準備運動をしていると小さい頃のことを思い出す。 みなさんはどうですか? どゆこと?と思う人もたくさんいるでしょう。というか大半でしょう。 こどものころってよく柔軟をするときに「今のうちにやっておかないと。大人になってからじゃ遅いからね。」と口…