カタコトニツイテ

頭のカタスミにあるコトバについて。ゆる~い本の感想と紹介をしています。

2023-01-15から1日間の記事一覧

「母性/湊かなえ」の感想と紹介

185.母性/湊かなえ そんなふうに、わたしの存在というのは、母の描く幸せという絵のほんの一部、小道具のようなものに過ぎなかったはずだ。それでも、充分だった。わたしにも、同じ絵が見えていたのだから。(p.59) 母性(新潮文庫) 作者:湊かなえ 新潮社 …