42.夏美のホタル/森沢明夫
「人間ってのは、何かと何かを比べたときに、いつも錯覚を起こすんだって。」(p.153)
写真家志望の慎吾と彼女の夏美が古びた万屋「たけ屋」で過ごす、
2人が訪れた山里では、母子であるヤスばあさんと地蔵さんがひっ
すんなりと打ち解けた主人公たちは、夏休みも「たけ屋」で過ごす
自然のなかで遊ぶ場面では川遊びや山菜採りなど、読んでて自分も
そして、この作品では何と言ってもヤスばあさんと地蔵さんが本当
本当に身近に居るんじゃないかと思うぐらい、柔らかい雰囲気と暖
どっちかというとおばあちゃん子なので、読んでて常に自分に置き
では次回。