「辞書は、言葉の海を渡る船だ」(p.34)
言葉に対して真摯に向き合う主人公が新しい辞書「大渡海」を完成
出版社に勤める主人公は辞書編集部に引き抜かれ、辞書作りに携わ
最初はなぜ自分がと自問自答するものの、言葉に対する鋭い着眼点
編集部の仲間もそんな主人公の熱意にあてられ、だんだん辞書の世
何気なく使ってる辞書というものがどれほどの熱意と途方もない時
一つの言葉を追加するのも、一つの言葉を削るのにも様々なことを
そして、少しの言葉のニュアンスの違いに何度も頭を悩ましては、
「船を編む」というタイトルは改めてこの本にぴったりだ。
では次回。