カタコトニツイテ

ゆる~い本の感想と紹介をしています。想うこともつらつらと。

「夜のピクニック/恩田陸」の感想と紹介

11.夜のピクニック/恩田陸

 

みんなで、夜歩く。

ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう。(p.414)

 

夜のピクニック(新潮文庫)

夜のピクニック(新潮文庫)

 

高校生活最後を飾るイベント、歩行祭を舞台にした恩田陸の青春小説。
第2回本屋大賞受賞作


ストーリーは至ってシンプルでひたすら夜通し歩くだけ。

重大な事件が起こるわけでもなく、どんでん返しがあるわけでもない。


それでも全校生徒が夜通し80kmを歩き通す歩行祭の道中で、主人公たちに少しづつ少しづつ心の中の変化が生まれ、それぞれの関係性が変わっていく姿にどんどん引き込まれていく。


高校生達が最期の青春や思い出を語らったり、勇気を持って話しかけたりする場面は社会人となった今読むと感傷で死にたくなるかもしれない。


実は大学生の時に歩行祭をやったことがあります。

夜中に友達と何でもないことを話しながら歩くことが楽しいんですよね。

 

まぁ、次の日は死んだように寝てましたが。

 

ぜひ学生の人はやってみてください。

 

では次回。