カタコトニツイテ

頭のカタスミにあるコトバについて。ゆる~い本の感想と紹介をしています。

「逆ソクラテス/伊坂幸太郎」の感想と紹介

46.逆ソクラテス/伊坂幸太郎

 

「敵は、先入観だよ」(p.24)

 

逆ソクラテス (集英社文芸単行本)

逆ソクラテス (集英社文芸単行本)

 

 

子どもたちが先入観をひっくり返し、逆転を目論む、伊坂幸太郎の短編集。


5編からなる物語は、どれも小学生が主人公となっている。


虐めてもいいと思われてる男の子、足が遅いのにリレーに選ばれた女の子、気の弱そうな先生。


決めつけ偏見先入観
主人公たちはそういった勝手なイメージを取っ払うために、あれやこれやと打つ手を考える。


誰もが下克上を夢見て、大逆転する未来を描いている。

上手くいかない現実をもどかしく思っている。


そんな人たちにとって、今の煮え切らない世界を打破する5つの物は、スカッとした気持ちで読めるはず。


自分は割と流されやすいタイプだから、「僕は、そうは思わない」と言いきれる人に憧れてしまうな。

 

では次回。