カタコトニツイテ

ゆる~い本の感想と紹介をしています。想うこともつらつらと。

「アルケミスト 夢を旅した少年/パウロ・コエーリョ」の感想と紹介

16.アルケミスト 夢を旅した少年/パウロ・コエーリョ

 

『幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだよ』」(p.40)

 

 

羊飼いの少年サンチャゴがエジプトのピラミッドを目指す旅の過程で、夢を叶えるための人生の知恵を学んでいく話。


ブラジル人作家のパウロ・コエーリョが描いた冒険譚で、人生に迷っている人の背中を押してくれるような名言がたくさん詰まっている。


この作品では運命という言葉がポジティブな単語として書かれているのが印象的。


人は自分のやりたいことをやる事が運命で、その意思を持っていれば周りが勝手にその運命に導いてくれると。


だけど人は若い頃にはすべてが可能だと思っていても、大人になるにつれて自分の運命を実現するのは不可能だと思い込んでしまう。


そして次第に、自分の運命よりも人にどう見られるかを気にしてしまうようになる。


主人公のサンチャゴよりも反面教師になっている大人たちに自分を重ねてしまう人が多いかもしれないけど、読んだらきっと何かを始めるきっかけになる本だと思います。

 

では次回。